販促力UP

知らない間にポイント2倍事件

こんにちは、三島集客研究所の森田です。

 火曜日はポイント2倍!や次回来店時に使える10%オフクーポンなどの割引って、よく見ますよね?

 ついついお得に買い物したいから、使いたくなっちゃうものです。店側もリピート獲得のために、一部負担してまでお客さんを呼びたい気持ちも良く分かります。
 でも、先日、わざわざ店側が負担してまでやっているサービスをスタッフが理解していない、結果お客さんも理解していないっという状況を体験しました。

妻に頼まれ米を買いにダッシュ

 米が切れたから買ってきて、と妻に頼まれたので早速近所のお米屋さんに出かけました。
地元のお米を直売していて、一キロ当たり350円となかなかお買い得なんです。

なるべくいつも新鮮な美味しいお米を食べたいので5キロ分購入。
おやつ用に団子を合わせて買いました。
お会計は全部で1900円。ポイントカード出して、支払いを済ませました。
レジの人と世間話をしながら、ふとポイントカードを見ると、38ポイントついてるじゃありませんか。

1ポイント1円なので、還元率が2%ってめっちゃええやん!っと思って、
「ポイントたくさんついて良いですね」、
と話をすると、店員さんが
「100円で1ポイントです」と説明してくれました。
倍ついとるなぁ、ラッキーと思い、ここで何も言わずに帰ればいいのですが

正直者の僕は、
「倍ついてますよ」
と伝えると、店員さんがフリーズ。

「ポイントがいっぱいついてラッキー♪」
なんて、冗談で言いましたが、店員さんはキョトンとしていて
なぜ2倍ポイントがついているか不思議に思い、まったく聞いていない状況でした(笑

この時は結局何でかは、わからなかったのですが、
後から教えてもらったことによると、
どうやら、初回入会から3か月間はポイント2倍 だそうです。

店員さんもお客さんである僕も知らない特典だったのです。

店側がリピート獲得のためにやっている施策だと思うのですが、
店員さんもお客さんも知らないければ意味がありません。

なぜ店員さんも知らないのか、
原因は、おそらく何となく作った施策だから だと思います。

1%1円で使えるので、ポイント2倍では常に2%引きしているのと同じです。

売上がどの程度あるかわかりませんが、
仮にポイント2倍のお客さんだけでの月の売り上げが100万円あれば、2万円をこの施策のために使っている訳です。
年間にすれば24万円です。

結構大きい額だと思いませんか?

ポイントカードや特典は、お客さん側だと気になってついつい貯めたくなったり、使いたくなったりするもんですよね。リピーターがお店を支えます。
ただ、そんな施策も、お客さんが知っていなければ意味ありません。

せっかく、店側が負担しているキャンペーンや特典があるのに
伝えずに損しているのは、店側にとってもお客さんにとっても
良くないですよね。

何となくやっている特典があれば、本当にやるのか
今一度考えてみると良いと思いますよ。

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