こんにちは、上月拓真です。
今回は、簡単なセット割の作り方をご紹介します。
この方法は、誰もが知っているような大手企業も使っているやり方です。
客単価を下げずに利益アップもできる方法ですので、やってみてくださいね。
3個でも7個でもなく5個
先日、丸亀製麺に行ってきました。家族分のうどんと天ぷらを購入してレジに行くと一言店員さんが声をかけてきました。
「今天ぷらを5個買うとすべて10%引きになってお得ですよ、もう一ついかがですか?」
天ぷらのお皿を見てみると4つ。なので、この声かけを聞いて、ならもう一つ買うかっともう1つ購入することにしました。
これは私の推察ではありますが、きっと天ぷらを4つ購入されるお客さんが多いことがリサーチでわかっているため、天ぷらが3個でも7個でもなく5個で10%オフの設定になっているのだと思われます。
うまく仕組みがなっていますね。おそらくこの声かけを1日に何度も店員さんが行っていて、通常時よりも多くの天ぷらを売っているでしょう。
割引してしまうことで利益率は落ちますが、トータルの利益額はあがります。
一度の取引の利益額を意識してもらうのは、利益率の維持よりも大切です。特に接客が伴うビジネスを伴う方は意識して欲しい点です。
ちなみに、これが1点10%オフとした場合、通常時と同じように買われてしまえば、利益率も利益額も下がってしまいますね。条件がポイントですね。
コンビニ700円くじ
もう一つ例を
コンビニでたまに開催される700円くじ
これも500円とかキリの良い数字ではなく、なぜ700円なのか。
もうおわかりですね。
客単価が700円を切るくらいなのでしょう。
もう1品を購入してもらって客単価を上げるためにやっているのです。
さらに、景品を特別で魅力的にすることで、何度も買わせるような使い方もしていますね。コンビニはさすがです。
あなたのお店の客単価を少しアップさせるために
何をしますか?
ぜひ考えてみてくださいね。
少しのアップで良いので考えてみてください