利益UP

手間をかけずに客単価アップ

こんにちは、生産性向上委員会の上月です。

先日、東京に出張に行ってきました。

クライアント先のHPの改善点を詰めたり
お客様の声用のインタビューをとったりと
次につなげる一手が打てました。

これでますますお客さんが集まってくれたら
と思うとワクワクしながらクライアント先を
後にし

お腹が空いたので、お店に入りました。
そこで、ついつい追加オーダーしてしまったのです。

今回は、その時の出来事から
客単価アップについての方法をお伝えします。

客数アップには広告費などの費用がかかりますが
客単価アップなら費用はほとんどかかりません。

費用をかけずに売上をあげたいなら
客単価アップに取り組むのをオススメします。

今日からでも取り組めることなので
ぜひ試してみてください。

ついつい頼んでしまった

打ち合わせの帰り道。
すでに時刻は18時。

お腹が空いてきたので
目についた「カレー千吉」という
カレーうどん店に入りました。

あとから知ったんですが、
チェーン店なんですね。

カレーうどん1杯500円程度と
リーズナブルなんですが、
店内は他のすき家などのチェーンと
違って和風の落ち着いていい感じの雰囲気でした。

席に付き何を頼もうかと
メニューを見ていると
オススメの食べ方に
目を奪われました。

カレーうどんを食べた後に
ご飯をカレーに入れて
雑炊風に食べるといった流れが
写真付きで丁寧に書かれている
のです。

(めっちゃ美味そうやん!)

体調管理のため、食べ過ぎないように
意識していますが
気持ちが高まり
ご飯セットを頼むことに!

お腹パンパンになりながら
ちょっとした罪悪感と
美味かった!という満足感に包まれながら
三島に帰りました(笑)

あなたもこんな風に
買うつもりが無かっただけど
買ってしまったといった経験が
あるのではないでしょうか。

きっと、この方法はあなたのビジネスにも
使えますよ。

人が最も買いやすい時はいつかなのか。

人が最も買いやすい時
それは、「財布を開いた時」と言われます。

こういうとちょっと下品かもしれません。

なので、「購入を決断をした時」とします。
(とはいえ、覚えやすいのは財布を開いた時
なんですけどね)

何かを買うと決めた時は
「ついでに買っちゃえ」と
購入へのハードルが下がります。

例えば、
車のオプションとかイメージがつきやすいです。

●Aパターン
車を買う時に、一緒にドライブレコーダーをあわせて買ってもらう

●Bパターン
車を買ってもらって、納車後にドライブレコーダーを買ってもらう

どちらも車とドライブレコーダーを売るのですが
どちらが簡単に売れそうでしょうか。

Aパターンですよね。

このように
購入時に別の商品を提案することを
「クロスセル」
といいます。

今回のカレーうどんにつけた
「ご飯」
これも、クロスセルです。

クロスセルを成功させる3つのポイント

クロスセルをすることで、客単価をあげられます
さらに良いことに、お客さんの満足度も高められます。

美味しいカレー雑炊も食べられて
僕の満足度は高まりました

そして、ついでに買ってもらうので
お客さんへの手間もほとんど増えません。

お客さんへの手間も変わらずに
売上をあげられるって魅力的ではありませんか。

そんな良いことづくしのクロスセルを成功させるために
3つのポイントがあります。

1,購入を決めた時に提案する

上で書いたように、最も可能性が高いのは購入を決断した時。
お客さんが買うと決めたタイミングで
一緒に買ってもらうよう提案しましょう。

2,ビジュアル化する

よく他の飲食チェーン店でもオプションで頼める商品は書いてあります。
だから、別に頼もうと思ったら頼めるような状態です。

でも、これだと頼みたいとなかなか思ってもらえません。

今回、僕が頼んでしまったのも、
カレーうどんの残りにご飯を浸して、
カレー雑炊風に仕上げて食べる

この流れを画像と説明文を読みながら、
一度想像してしまったからです。

想像で味わってしまったんですね。

なので、クロスセルを購入したら
どんな未来が待っているか
画像や文章でビジュアル化してあげる。

接客であっても、ついでに買うと
どんな良いことが起きるのか
お客さんにイメージしてもらうことがポイントです。

3,積極的に提案する

今回ついつい頼んでしまったのも、
でかでかとメニューブックに書いて提案してあったからです。

ちょこっと申し訳なさそうに表示するのではなく、
多くの人が目につくように表現することがポイントです。

お客さんのためであるなら、
積極的に提案していきましょう。

断れたら断られたので、何も問題はありません。
最初0だったのが、そのまま0なだけです。
マイナスにはなりません。
以上の3点です。

あなたのビジネスを振り返ってみてください。

お客さんの購入時に
クロスセルできるものはありませんか。

一緒に購入してもらえれば、
さらに満足度があがりそうな
商品サービスがあれば
積極的に提案してみてくださいね。

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