こんにちは、上月です。
社員から「ちょっとお話が、、、」
なんて、聞くと退職の相談かも?退職の相談かもと
ヒヤヒヤしたという経験があると思います。
私は、前職を退職する旨を伝える際には
この切り出し方をしたと思います。
聞くのもヒヤヒヤですが、話す方もかなり
ヒヤヒヤしながら決意をもって声をかけたことを
思い出します。
社員さんがやめられて辛いのはありますが
最近読んだ記事に違う捉え方が書かれていたので
紹介します。
それが、ユニクロ創業者の柳井さんの記事です。
「泳げない者は沈めばいい」 ユニクロ柳井正と古参幹部の別れ(https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/042600369/042600002/)
ざっくり要約すると、柳井さんが社長業についた頃からの社員が
退職を伝えた。柳井さんは引き止めず承諾した
という話です。
柳井さん、引き止めないなんてヒドイ!薄情!
と思いましたが、
社員が退職を伝えた理由は、新しい組織体制についていけないから
という理由でした。
企業のステージが変わるとき、新しい方向性に向かうとき
環境が変わっていくため、今までの会社で居心地が良かった人は
やめてしまうということがおきます。
事業承継をしたときは、特に変化が大きくなるため
人がやめていってしまうことが多いです。
人がやめてしまうことは悪なのか?
人が辞めるときは、会社が新しい方向に向かっている証拠
そのように捉えると退職への意味付けが変わるのではないでしょうか。
人がやめてしまうことが怖いと内向きな気持ちになりすぎると
事業の推進の妨げになってしまうこともあります。
人が入れ替わり、新しい方法性へ向かう社員が増えることで
事業の成長スピードがあがるというメリットも考えられます。
人が辞めてしまったときは、寂しい思いもありますが
ネガティブではなくポジティブな面もあることを
思い出してもらいたいと思います。
過去辞めてしまった人や今辞めそうな人に対する
ポジティブな側面は考えられますか?
物事は表裏一体です。ネガティブな感情に
なってしまうことがあったら、ポジティブな側面も
必ずあるので意識をむけてみてください。