こんにちは、上月です。
今回は、ここで利益を求めるのは危険だなと思ったことがあったのでシェアします。
ビジネスは利益を出してなんぼです。
どれだけ売上をあげても、利益が残らなければ続けられません。
あたり前ですが、利益は売上から経費をひいた金額です。だから、経費を削減すると利益は残る。
僕のブログを読んでくれているあなたは、きっと勉強熱心で、効果的に利益を伸ばす方法を日々学ばれていると思います。
経費についてもきっと無駄使いしないタイプでしょう。
そんなあなただからこそ、聞いてもらいたい話です。
労働集約型と資本集約型
ひとことに経費といっても大きく2つの分類にわけられます。それが、「労働集約型」と「資本集約型」です。
本来、働き方とかで使われる用語ではありますが、経費にあてはめることができます。
ざっくり言えば
労働集約型とは、人が価値を生み出すもの
資本集約型とは、機械が価値を生み出すもの
経費でいえば
労働集約型は、人件費にあたり
資本集約型は、それ以外の経費、通信費であったり、移動費であったりです。
注意してもらいたいのは、経費を抑えようとすると資本集約型は、生み出す価値に差はありませんが、労働集約型は価値に差がでる可能性があるということです。
たとえば、、、
経費を抑えるために
大手キャリア端末を格安SIMに変えたところで電話やメールができるという価値にほとんど差はありません。新幹線のチケットを正規で買おうがチケットショップで買おうが差はないですよね。資材をまとめて買って安く仕入れることで資材の価値は変わりません。
でも、
人件費。給料を削りまくったり、ボーナスのなくしたりすると、従業員さんのやる気って大きく変わりますよね。やる気が下がれば、仕事の質、スピードに大きく影響します。そして、この人件費のパターン、社内のスタッフさんに対してなくても、外注さんが労働集約型の仕事であっても同様です。
過度な値下げはやる気を削ぐ
先日新規でお話をしていたクライアントさん。見積もりをもっと下げて欲しいと伝えてきました。事業を預かるうえで、経費を気にするのは間違いありません。
しかし、、
気持ちとしては、こう、やる気を削がれた感じです。もちろん依頼いただいたことはしっかりやりますが、やっぱりモチベーションって行動に影響でちゃうと思うんですよね。
僕は広告を制作していますが、このモチベーションって大事です。人間ですから。お金だけではありませんが、この人と一緒に仕事したいと思ったらやっぱり頑張っちゃいますし、、、
経費削減を考えることは正しいです。
でも、内部、外部問わず労働集約型の人に対しては経費を抑えようとする行為は注意が必要です。
追伸
これは、自分も外注さんに依頼したりするので、戒めでもありますね。