こんにちは、上月拓真です。
売れると思ったのに、あまり売れず大量の在庫が残っている。。。
そんな在庫商品はどのお店にも少しはあるのではないでしょうか。
今回はそんな在庫品を割引無しで売る方法をシェアします。
広島市立大学附属図書館の残念な図書
広島にある図書館では、購入してからまだ一度も借りられていない本をまとめて、残念な図書としてコーナーを作ったそうです。
すると、これまで借りられていなかったような本なのに興味をもつ人が現れて、どんどん借りていくという流れができたそうです。
最初は、一つの部門でやり始めたそうなのですが、人気が出て、最終的には6部門までに広がっていたそうです。
売れないものを集めてあえて、残念と表現したのが面白いですよね。
残った惣菜をどう売るか?
スーパー惣菜の多くはその日のうちに売り切ってしまわなければいけません。夜になると、割引シールがはられているのが見たことがあるのではないでしょうか。
とある、スーパーでは値引きせずに、POPで
「残りわずかの命です」といった表現をして、販売して売り切っているそうです。
私達日本人は、もったいない精神がありますから、廃棄はもったいないと考える人も多いでしょう。また、「残りわずかな命」と表現されるとクスッとして感情移入しちゃいますよね。
値引きせずに売るポイント
2つの例に共通するのは、自虐的な表現です。ちょっとかわいそうだな(笑)、みたいな感情を引き出せると割引せずに売ることも可能です。
さらに、もう一点ポイントを加えるとしたら、擬人化する方法です。
スーパーの例は擬人化していますよね。POPで作成する際に、顔を書いてあげるなどしてキャラクター化してあげるとさらに、売りやすくなるでしょう。
在庫過多品をどんな表現をするとお客さんに興味をもってもらえるでしょうか?
値引きをせずに売れる方法をみつけてもらうと利益アップにつながります。値引きなしでもし売れなくても、ちょっとした値引き、通常30%オフで売っているなら、10%オフでもできたらこれまで以上の利益が残せます。
ちょっと考えてみてくださいね。