こんにちは、上月です。
今回は、インターネットを使って通販や問い合わせ、資料請求などを受け付けているなら、サクッと改善できて、かつ、効果の高いポイントについて紹介します。
このポイントはマーケティングを学んでいるとよく大切だと言われていますし、よしもとを退社したと話題のキングコングの西野さんもクラウドファウディングを成功させるために重要なポイントとして話をしていました。
西野さんは、クラウドファウンディングではこれまで2億円以上集めていて、オンラインサロンだけで年間8億円以上集めているなかなかのモンスターです。
よしもとが運営しているクラウドファウディングサイトのアドバイスもされているようなのですが、そんな彼が、クラウドファンディングを成功させる重要なポイントと言ったのは何なのか。それが、
「ログイン」
です。
クラウドファンディングの内容や特典といったものももちろん大切ですが、何より「ログイン」に気をつけろと。
話では、ログインと表現していましたが、会員登録のこと言っています。
もし、お客さんが内容をみて特典もみて、よし応援しよう!と思っても、ログイン、つまり会員登録が面倒に感じたら購入まで全然進まないよっという話です。
だから、もしクラウドファウディングをしようと思ったら、自分を応援してくれそうな人が多くいるサイトを使いましょう。
または、
自分が使う予定のサイトに事前に会員登録してもらいましょう。
ということでした。
カゴ落ちは70%、売上が2.5倍の損失も
この会員登録のハードルは、ネット通販やネット問い合わせでも大きな壁としてあります。
実際、とある調査によるとネット通販でのカゴ落ち(カート(買い物カゴ)にいれたけど、買わなかった人)は、最大70%。売上損失でいえば、売上の2.5倍もの金額にのぼるそうです。(出典:https://ecnomikata.com/ecnews/22689/)
これはめちゃめちゃもったいないですよね。欲しいと思ってくれたお客さんが結局買わなかったわけですから、、、
買わなかった理由は様々ですが、大きな原因は「会員登録の面倒さ」にあります。
なので、会員登録の面倒さを解決すれば、損失は防げるということです!
最後に、この会員登録の面倒さを回避する3つの方法を紹介します。
会員登録の面倒さを回避する3つの方法
1,ソーシャルログインに対応する
ソーシャルログインとは、アマゾンやヤフー、フェイスブックなど他のIDでログインを促す方法です。これならお客さんはあなたのサイトでいちいちいろんな項目を入力する手間が省けます。
いろいろとサービスがありますが、使い分けのポイントとしては、通販サイトであれば通販のID、たとえばアマゾンや楽天といったIDを使えるようにすることです。これらであれば、配達先やクレジットカードなどの入力がすでにされているからです。
問い合わせなどで、メールアドレスだけあれば大丈夫であればフェイスブックやツイッターなどのSNS関連のIDで良いですね。
2,入力項目を減らす
ソーシャルログインを導入するとなると設定や管理に費用がかかります。ちょっと費用はかけたくないという方は、入力項目を極力減らすことを意識してみてください。
項目が多ければ多いほど、売り手側は様々な情報が手に入るのでいいですが、お客さんは面倒に思います。あれもこれも入力してもらうのは避けましょう。
今思い出しましたが、最悪なのが、数字の全角、半角を指定してくるやつです。住所の番地の値が半角ではじかれるタイプがありますが、本当最悪です。開発段階で誰か止めなかったのかと。あれでかなり申し込み数が落ちているのは間違いありません。
3、複数の方法で受けられるようにする
注文や問い合わせをメールだけでなく複数の方法で受けられるようにすることです。ネット注文であっても、電話やFAXで受けられるようにしたり、問い合わせであればLINEも受け付けられるようにしたりするということです。
人によって使いやすいツールは異なります。メールでのやりとりよりもLINEが良いという方は今後増えていくでしょう。特に、法人ではなく一般のお客さん相手だと特に増えていくと思われます。
会員登録の面倒くささは、とっても大きな壁です。商品サービスの開発や改良は手間も費用もかかりますが、この部分はサクッと改善できるので、見直してさらにビジネスを伸ばしてくださいね!