こんにちは、上月拓真です。
今回は、コロナによって起きた顧客の行動変化について紹介します。
この変化に対応しないと、コロナの影響が落ち着いて、経済が動き出した際の波に乗り遅れてしまうかもしれません。
その変化とは、「店舗にくる前に勝敗は決まっている」ということです。
主に、地域で店舗をかまえているお店向けの内容にはなりますが、大きな流れは同じですので、店舗がなくても地域でビジネスをしている人には参考にしていただけるかと
コロナでの大きな変化は、外出自粛の流れです。
不要不急の外出を控えるという意識が定着し、ふらっと店舗に行って買い物をするウィンドウショッピングをする人がいなくなりました。
でも、このウィンドウショッピングは無くなったわけではありません。ただ、舞台がリアルからネットに変わっただけです。
これまで、実際に店舗にいかずのパソコンやスマホで行っているわけですね。
ニフティのアンケート調査では、2020年7月の時点でネットを使う人が増えたという人は20代~60代の世帯で半分以上。これは、第一波の影響後だったので、第二波、第三波はさらに増えているでしょう。
ネット通販をしている人もいますが、それだけでなく、店舗に行くような人も事前にネットでたくさんの情報を調べて、このお店で買おうと決めてから外出するようになっています。
実際に経営者の集まりでお話を伺っていたら、以前はふらっとお店にくる人が多かったけど、最近はもう買う気がある人が多くなったと話をされていました。
ホームページが名刺の役割は終わった
ネットといえば、まずホームページが頭に浮かぶかと思います。
これまでホームページはどちらかというと、会社の説明をしている「名刺」のような役割をしているものが多くありませんか?
でも、これからは商品やサービスをセールスする「営業」「接客」の役割を果たすものが必要になります。
それは、魅力的な画像かもしれませんし、わかりやすい文章かもしれません。さらに動画で説明したりオンライン接客をできる場を用意するといったものかもしれません。
コロナの驚異は今後ワクチンの開発などで収まっていくでしょう。しかし、一度ネットを使った買い方になれてしまった顧客の行動が以前のように戻ることは考えづらいです。
ホームページのコンテンツを充実させることは、短期間でできることではありません。これから経済が動き出した時に、その波に乗れるよう、今から取り組んでいきましょう。