こんにちは、上月です。
前職を退職し、独立してから
もうかれこれ9年ほど経ちました。
前職で働いていた期間は4年半ほど
なので、いつの間にか圧倒的に
独立してからのキャリアが
長くなっています。
時が経つのは本当に早い^^;
時間は経っていますが
ありがたいことに
前職で働いていた方々とは
年に2回ほど集まっています。
その集まりのため
静岡市へいってきました。
食事まで時間があったので
商店街をプラプラ。
ふらっとお茶屋さんに
入りました。
そのお茶屋さんでは
なんと
750mlのお茶が10000円で
売られていたのです!
500mlのお茶が100円以下で変える時代に
この価格かよ!と驚いたのですが、しっかり
その価値を伝えるための工夫がされていました。
そのお茶の貴重さ、美味しさを伝えているPOP
容器は酸化しないようにワインボトル
そして、箱は桐箱
といった感じです。
お茶の本質的な価値は、
お茶の味にあると思いますが
付加価値をつけて
価格以上の良さを感じて
もらおうとしているわけです。
このような付加価値の部分を
「知覚価値」といったりします。
本質的な価値以外の部分に
工夫をすることで
お客さんが感じる価値を
高めることができます。
例えば、
とあるファイナルプランナーの方は
バックにはブランドのCoachコーチ、
車はレクサスにしていました。
お金の管理を伝える人が
ボロボロの軽自動車に
のっていたら説得力が
なくなってしまうからです。
私の前職のお土産業界は
とくにこの付加価値が
重要でした。
お土産の定番の箱菓子でいえば、
本質的な価値である味のコスパでいったら
一般商品に叶いません。
そこで、その地域の素材をいれて
いることをアピールしたり
パッケージを工夫したり
していました。
私が店長をしていたときは
中身はよくあるパイでしたが
パッケージに高級感とストーリ性をもたせることで
価格をあげても売れる商品にでき
一般的な商品の1.5倍の荒利をとれ
大きく業績を改善させることもできました。
知覚価値を高めるには何をしますか?
今あなたが提供している商品サービスの知覚価値を
高めるなら何ができるでしょうか。
POPやパッケージを工夫する以外にも
接客での演出や対応するスタッフの格好など
様々な切り口で考えてみてくださいね。